Voicy文字起こし 安全運転はしてるつもりが怖い #609

頑張るって言葉

さて、今日は引き続き
鹿児島県の方にいまして
午後からセミナーですね。

で、そのあと明日は愛知に向かいますので
終わってから移動になります!

昨日から鹿児島地方にいるんですけど
昨日の会場が最寄り駅から2時間だったんですよね(笑)
で、よくわからなくて
最寄り駅から2時間?って思って
googleマップで移動しながら見てたら
めっちゃ遠いとこやったんですよね。
ほんとに送迎してくれた方
片道2時間、往復4時間の送迎
ほんとにありがとうございました!

昨日僕は1時間半しか研修させてもらってないんですけど
4時間の移動とめっちゃ美味しいとんかつを食べたんですよ(笑)
びっくりするのが
11時半にオープンするんですけど
11時から並ばないとダメって言われて
11時に並んだらすでに前にいらっしゃって
11時半のオープンの時には後ろに
僕が見た感覚で言うと
50~60人ぐらい並んでましたね。
どんな美味しいトンカツなんだろうと思って食べたら
やっぱり鹿児島の豚ですから
超うまいトンカツでしたね(笑)

そういえば茨城県で食べたランチも
めちゃくちゃ美味しくて
あそこは夜にまた行きたいなと思ってますので
是非誘ってください!

ということで
今日のトークテーマは
『使わない方がいい声掛け』
っていうことで
ビジネス上使わない方がいい声掛けって言うと
僕が1つ思うのが
「頑張ってください」かな?
「頑張りましょう」とか
「頑張ります」っていう言葉って
ちょっと違和感があって。
違和感があるって言いながら
結構使ってるんですよ、僕(笑)
なぜかっていうと
バーテンダーの時代にうちのバーは
「お疲れ様です」じゃなくて
「頑張ってください」っていう声掛けをするっていうルールだったんで
それが染みついてて
たまに「頑張ってください」
って言っちゃうんだけど・・・
そもそも頑張ってるわ!
って思うんですよ。
思いませんか?
みんな頑張ってるでしょ?
頑張ってる度合いは人によって違うんですけど
やっぱり頑張ってますよね?
仕事も何もかも生きていくことも全てですね。
それなのに頑張ってくださいっていうのは
ちょっと違和感を感じるんで
あんまり頑張ってねとかっていうのは
言わないようにはしてるんだけど
バーテン時代の習慣って結構抜けないんですよ。ほんとに(笑)

気を付けてるつもりなんだけど
なかなか抜けないですね。
僕も頑張ってくださいって
たまにポロっと言っちゃうんで
その時は注意してください(笑)

でね?交通事故防止の指導するときとか
事故を起こした人と面談したりするときに
最後に「頑張ります」っていう人がいるんだけど
いや、頑張ってるでしょ?て思うし
さらに言うと
頑張るのは当たり前やと思うんですよ。
給料をもらってやってる以上は・・・
僕も報酬をもらって動く以上は
全力を尽くすのは当然で
それをやらないのは
そもそもお金もらう価値がないと思ってるんで
そう考えると
「頑張る」とか
「頑張ってくれ」っていうのもダメだろうし
「頑張ってます」っていうのも
もっとダメかなって思いますね。
だって、誰でも頑張るもん(笑)
っていう屁理屈から今日は入ってみました!

安全運転はしてるつもりが怖い

それでですね。
交通事故防止で頑張ってやってるとか
安全運転を頑張ってるとか
安全運転してますとか言われる方がいるんだけど
結論から言うと
事故をする人ってみんな安全運転してる「つもり」です。
自分は大丈夫と思ってるからこそ
やってしまってるんだろうなって思うんですよ。
だから、それぞれの安全運転の度合いって違うし
レベル感も違うので
1つ言えるのは
指導とかするときに
管理者の方は特に気を付けていただきたいんですけど
みんな安全運転をしてる「つもり」だから
その「つもり」を
どれだけギャップがあるかっていうことを
伝えていかないといけないわけですよ。
だから自分が思ってる安全運転って
これだけ事故をしない人と違うんだよ?っていうことを
数値化した方がいいです。
例えば、安全運転をしてるつもりの車間距離は
あなたは「20m」だけど
ほんとは「50m」必要だよね?
「30m」のギャップがあるよね?とか
そういう伝え方をしないで
「もっと車間距離取ろうよ」とかって言っちゃうと
例えば「20mの車間距離で足りないなら30mぐらいかな?」
ってやっちゃうわけですね。
そういうギャップをしっかりと把握させる
っていうことを考えると
やっぱり「数値化」っていうのは必要かなって思います。

なので「もう少しあけよう」じゃなくて
「もう何メートルあけよう」とか
「もう少し早くブレーキを踏もう」じゃなくて
「あと1秒早く踏もう」とか
そういう表現をなるべく使った方がいいんじゃないかなって思います。

例えば、道路交通法の中でも
数値化されてることがたくさんありますよね?
ウインカーなんかもそうです。
進路変更するときは
早めのウインカーじゃなくて
「3秒前のウインカー」
右左折の時は
「30m手前」っていう風に
数値化してるじゃないですか。
そうやって数値化されてると
わかりやすいですよね?

しかも、交差点の手前って
2車線とかの場合は実線になってることが多いから
それを目安に指示器を出したらいいし
ああいう明確化するっていう
標示であったりとか
あと指導の指針であったりとか
そういうことは
されたらいいんじゃないかなって思います。

ご指導されるときに「頑張れよ」とかはダメですよ。
「 頑張るってことは、何をするん?」
っていうことを明確化して
車間距離をあと10mあけるとか
そういった具体化させるっていうことを
ご指導とかした時はやってください。

管理者の方、ほんとに意識してやった方がいいです。
よろしくお願いします。

で、あともう1つついでの話をすると
ビジネスの中で
僕が使わないNGワードってたくさんあって
「普通」とか「常識的」っていう言葉
あんまり使わないんですね。

例えば、「普通」はこの車間距離とるよね?とか
「普通」こんなところでブレーキ踏まないよね?とか
「普通」こんな運転しないよね?とか
まず、誰の普通やねんって話なんです。
それは指導者の普通なんですよ。
会社のルールっていうことであればいいんです。

あと、道路交通法ではっていう基準があればいいんですけど
主観的・感覚的なルールを
相手に押し付ける時って
人は「普通」とか「常識的」っていう使い方をするんで
これは客観的じゃないです。
その根拠っていうのは
相手の行動パターンを変えれないと思うし不快ですよね?

だって、例えばですけど
皆さんが車を運転してて
警察官に止められて
「普通に比べたら速度あんた早いから切符切らして」
って言われたら「そうですよね」って言いますか?
言うわけないじゃないですか(笑)
でもその言葉、意外と使ってないですか?
だから、そういう時は
目安がここは制限速度50km/hだから
10km/hオーバーしました
って言われるとわかりやすいので
そういうご指導をされた方がいいんじゃないかなって思います。
これもぜひ覚えておいてください!

では、今日もみなさんご安全に。

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