誰よりも事故防止を考えてきた
さて、今日僕はうちのチームのメンバーが
ほとんど大阪に集まってまして
大阪の方で今日は会議です。
今朝の報告とで
あとは各プロジェクトの進行状況の確認をするっていう
そんな1日会議です。
昨日の夜は
そのメンバーが集まって
うちの事務所の近くのカフェで
バーベキューをしたんですけど
よく考えると人数がめちゃくちゃ多くなってきたなと思って
改めてうちのメンバーって
すごい人数が増えたなとか思って昨日見てました。
おかげさまで
ほんとに各個人が
個性を持って仕事に取り組んでくれてるので
いい意味ですごく個性的なので
その個性を1人1人が発揮すれば
とても強力なチームになるなと思ってるんですが
でも、逆を返せば
空中分解する可能性もあるので
そのあたりのマネージメントが
意外と今後難しくなるのかな?って思ってます(笑)
だから、僕もどちらかというと
セミナー講師であったりとか
ちょっと表向きの仕事をもちろんしてるんですけど
内向きの仕事もちょっとやっていかないといけないのかな?
なんていうことを
何気に考えながら
昨日はみんなと食事を楽しんでました。
僕の場合は
そういう人がいたらいいんかな?って
自分がやらなくても
そんなことも考えながら
ここ数ヶ月過ごしてみたいなと思ってます!
今日のトークテーマなんですけど
『専門性の高め方』 です。
僕は交通事故防止っていう専門家って
言われてますけど
これをどうやって高めていったのかっていう
正直言うと
高めていく意識は全くなかったです。
どうだろうな?
交通事故防止の専門家になろうなんて
思ったこともないし
僕の場合は
自然とこうなってたっていうのが
言葉としては一番しっくりくるのかな?
って思います。
20年前、独立した時は
事故防止1本でやっていく
っていう覚悟もなかったし
そんな事業計画っていうのも全くなくて
初めの数年は
行き当たりばったりの
事業展開をしてました。
当時はメンバーが色々いたんですけど
どちらかというと
個の力で僕が1人で
コンサルとか
セミナーとかを頑張ってるみたいな
そんな展開をやってた気がするんですね。
特にコロナ明けから
チームプレーに変わっていった
っていうのがうちの会社の特徴で
もう今は完全にディクリエイト=上西
っていうイメージを
皆さんは持ってるかもしれないですけど
社内では全くそういう雰囲気はないと思ってて
自分の仕事をしていく上で
僕は1人1人のメンバーとして
役割を果たしてるっていう
そんな雰囲気というか
そんな感覚ですかね?
今は本来こうあるべきだと思うし
そうしないとチームの力って多分つかないと思うし
だから、そういう意味では
個性的なメンバーが
今年も入ってきたので
その個性的なメンバーが
その個性を
うちのチームの中で
いかに発揮してやれているかっていうことが
今後、僕らには必要なのかなって思います。
ちょっとテーマの話に戻すんですけど
この専門性が高まった理由ですかね?
僕は事故防止のことしか考えてないですね(笑)
今もそうだし
ここ数年はお客様の事故をなくすために
どうするのかとか
特にドライブレコーダーの映像とかは
分析することが多いんですけど
その映像を見て
原因が何あったのかとか
本人も分かってない事故って
結構多いんですよね。
だから、それを解読するっていうか
分析するというか
そういったことを常日頃考えてるっていうのが
専門性が高まった理由かなと思います。
だから強く言っておきますけど
誰よりも交通事故防止について
この数年間考えてきました。
僕はそんな自信はあるんですよね。
かけた時間に関しては
多分誰にも負けてない自信がある。
それぐらい自分の中で
集中してやってきたっていう
これ以上集中できない
っていうぐらいやってきてるんで
これは今後も続くと思うんですけど
専門性を高めるっていうのは
いかに自分の人生の時間を
その時間に費やすかだけだと思います。
そんないい方法なんてないし
手抜きして専門性が高まる
なんてことはないです。
専門家っぽくやることはできます。
でも、そういうのって
結局薄っぺらい。
例えば、交通事故防止だったら
フェード現象がどうだとか
蒸発現象がどうとか
難しい言葉を並べて
専門家っぽく見せることは
簡単なんだけど
僕は全く意味ないと思ってます。
むしろそういう言葉を使う方が
素人っぽく見えてしまうんです。
皆さんもそうかもしれないですけど
難しい言葉を使うと
なんか専門家っぽく見えるじゃないですか。
でもよく中身を聞いてください。
冷静になって考えてみると
まあまあ専門家じゃないですね(笑)
僕は専門家っていうのは
本質をついてると思うので
究極に本質をつくと
結構、簡単な言葉で表現できるんですよ。
で、分からない人は
やっぱり難しい言葉で
自分に鎧をかぶせるっていうか
着るというか
自分を作っちゃいますよね。
キャラクターを、、、
僕は別に作る必要がないんで
しかもシンプルな言葉で表現できるぐらい
極めてるんですよ、そこは。
だから専門家っていうのは
さっきも言いましたけど
いかに人生の時間を
そこに費やすかっていうことで
表面的な表現をするとか
表面的なところだけを見て
専門家っぽく話すとか
そういうのは全く必要ないですね。
交通事故防止に関しては
そういう言葉を使ってる人も
何人も見てるんですけど
なんか本質がわかってらっしゃらないんだな
っていうふうに
すごく思ってしまいます。
そういうことで
もし、皆さんが交通事故防止を真剣にやろう
っていう風に思っているんであれば
誰よりも時間を使ってください。
社内の誰よりも。
僕は社内というよりも
日本中、もしかしたら世界中かもしれないですけど
誰よりも時間を作ってるんで
皆さんもそうしていただくと
すぐに専門家になれると思います。
力っていうか
時間を使えばそうなると思うんで
是非皆さんも
そういう時間を費やしていただいたらいいんじゃないかなって思います。
専門家はシンプルに考える
さて、そんな僕が交通事故を分析するとき
原因追求するとき
ドライブレコーダーの映像を見て
何が原因だったかとか
その原因がわかればどうすべきか
っていうことが分かるので
僕はどちらかというと
どうすべきかっていうところに
結構、比重を置いて
交通事故って見ていくんですけど
どうすべきかっていう前に
なぜ起こったのかっていうことは
原因追求は絶対マストです。
その原因追求をやるときの
僕のポイントは
基本的には、相手が認知できていない
相手のことを認知できていない
っていうのが大前提です。僕の場合は。
だから、なぜ相手が認知できなかったのかっていうこと
例えば、認知ってほとんど目でやってますから
左方向になかったのかとか
右方向になかったのかとかっていう
そんな疑問が出てきますよね?
で、その後、なぜそちら側を見なかったのか?
だから、例えば
逆方向に何か気になったものがあったとか
色々あるわけですよ。
自分が本来見ていたのはどこか
なぜそれを見たのか
っていうことを考えていくと
意外と事故の防止策っていうか
原因ってすぐ分かってくるんですよね。
だから僕の場合は
これだけ事故の映像を見てると
ほぼ映像を見た瞬間に
どのパターンかっていうのは
頭に入ってるんで
こういうパターンでミスしたんだなって。
ヒューマエラーのパターンって
もうパターン化されてます。
人間のヒューマンエラーって
そんな複雑じゃないです。
さっきの話じゃないけど
専門家が複雑に考えすぎ(笑)
ほんとはシンプルなんです。
それをなんか複雑な表現を使ったりとか
複雑に考えて解説をするから
あれは良くないね。
やっぱりもっとシンプルに考えたらいいですよ。
だから中身のない専門家が
難しい言葉を使っているから
余計ややこしくなるんですよ。
シンプルにやればいいと思うんですよね。
ちょっと批判めいた話になっちゃいますけど
ほんと交通事故っていうのは
とにかく相手が認知できないんですよ。
出来てないが1番多いんです。
で、その認知ができていない
っていうのがなぜかっていうことを考えると
基本的にはそんな難しい話は出ないですね。
例えば、コリジョンコース現象ってあるじゃないですか。
みなさん知ってます?
コリジョンコース現象。
よく田舎とか同じ速度で近寄っていくと
見通し悪い交差点で当たるなんてことを言うわけですけど
これだけドライブレコーダーの映像見てて
コリジョンコース現象見たことないんですよ。
ほんとに誰よりも
ドラレコの事故映像見てると思います。
でもコリジョンコース現象やな
って思ったことはないですね。
もしかしたらピラーの四角に入ったんかな?っていうのはあります。
基本的にコリジョンコースよりも
僕はピラーの死角の確率の方が
高いんじゃないかなって思うんですね。
コリジョンコースって
なんかそれっぽく見えるし
それっぽく聞こえるんですけど
なくないですか。あんなことって(笑)
やっぱりピラーの死角に入った可能性が高いんじゃないかなって思います。
だから僕らがyoutubeとかで
動画をあげたりすると
コメントにコリジョンコース現象ですね
って書かれるんですけど
いや、全然違う
って思っちゃってるんですよ。
もちろんそこは否定はしないですけどね。
ただ、なんかそういう難しく解釈して
難しいら落としどころを考える。
でも交通事故防止ってその後が大事なんです。
だから、コリジョンコース現象が
起きないためにどうするのか
っていうことを考えないといけないです。
ただ、僕の場合は
何度も言いますけど
コリジョンコース現象による事故
っていうのは
本当見たことないんで
ほぼないんじゃないかな?って思ってます。
事故を分析するときに
コリジョンコースっていう発想ってないんですね。
だから交通事故って
やっぱり僕らみたいに本質がわかってる人間って
そんな難しい考え方しないですよね?
ヒューマンエラーって
そんな複雑じゃないんで
やっぱりシンプルに起きることが多いです。
そのパターンって
もうパターン化されてます。
なので、今の僕にとっては
交通事故の分析って
そんなに難しくないんですよね。
これはさっきも言いましたけど
誰よりも事故を見て
誰よりも時間を作ってきたからだと思うんですけどいずれにしても
そういう分析の時っていうのは
ちょっとシンプルに考えてください。
とにかく相手が認知できていないのは間違いない。
認知ができてるのはなぜかっていうことを考えると
結構近道になるんじゃないかな?って思います。
では、今日もみなさんご安全に。
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