Voicy文字起こし 買い物は金額でなく使用頻度で考えてみる #562

買い物は金額ではなく使用頻度

さて、昨日は秋田県の方に行きまして
日帰りだったんですけど
運行管理者の方に
運行管理の「基本」ということで話をさせていただきました。

そして秋田から移動してきて
今日はオンラインの仕事が入ってて
あとテレビの取材が1個入ってます!
今日はそんな1日です!

では今日のトークテーマなんですけど
『失敗しない買い物』
僕はまあまあ失敗してる方なので
失敗しないようにするためにはどうしたらいいんですか?(笑)
最近ネットで買うことが多いですけど
ネットってちょっとよくわからないですよね(笑)
サイズ感とかね。
洋服ってサイズ感を
写真から判断するのって難しい場合もありますよね(笑)

ネットで買うときは
自分が知っているブランドを
サイズ感もわかってるんで
買うことが多いです。

服とかだと一度
路面店かどっかでサイズを合わせて
同じブランドの服だったら大体わかると思うんで
そういう買い方をすればいいんじゃないかな?なんて思いますけど・・・
ネットでの買い物っていうのは
ほんと難しいですよね(笑)

失敗しないといえば
セールの時に全く買わないですね。
なぜかというと
「安い」っていうことだけに
目が行ってしまって
「安いから買っちゃえ」みたいなノリになっちゃうんです。

だから僕はセールでは
あえて買わないようにしてます。

確かに安いのはいいことなんですけど
安く買っても着なかったら一緒でしょ?
使わなかったら一緒じゃないですか?

それは逆に高い買い物になるんじゃないかなって思うんですよね。
だから高いものでも使う回数が多ければ
1回あたりの単価が下がるわけじゃないですか。
僕は物の値段っていうのは
見た目の値段というか
その値段にとらわれるんじゃなくて
使う回数だと思うので
例えば、1万円の物を買って
10万円の物を比較した時に
1回しか使わない1万円と
100回使う10万円だったら
明らかに10万円の方が安いですよね?
っていう考え方をすれば
使う頻度とかによって
お金の価値って変わってくるんじゃないかななんて思います。

だから金額だけで判断するっていうのは
あんまり良くないんじゃないかな?
なんて思ってしまいます!

目先の投資は必要

実は今日、秋田からの飛行機の中で
「航空性中耳炎」ってわかります?
鼓膜が中に入ってしまうんです。
1回、僕は鼓膜が破れかけたことがあって
航空性中耳炎になりやすいんですけど
それが今日まさになってしまって
今、夜なんですけど
左耳が全然聞こえてないんです(笑)

今日は運行管理者の方に
運行管理の基本ということで
3分の2ぐらいは
監査制度の話をしてました。

2024年問題で
皆さん「時間管理」っていうのを
注目してやられてると思うんですけど
監査ってご存じの方多いと思うんですけど
「点数制」になってるんです。
で、その時間の点数っていうのは
全部取られたとしても
「マックス40日間」取られるんですね。
だから、全部違反をすると
行政処分の中で1台の車を40日止めることはないんですけど
延べ日数で40日なんですが
僕らがやっている
事故防止の指導監督ってあるじゃないですか?

その指導監督って
実はマックスの点数を取られると
あんまりそういうことないと思うんですけど
「130日分」ぐらい確かあるんですよね。
ということは
僕は監査の対策とか運行管理を
まず見直しするときどうするかっていうと
まずはとられやすいもの
今、監査のトレンドは
大体どこの都道府県で調べても
「指導監督」が1位なんですよ。
だから、指導監督をしっかりやるっていうのは
今の監査制度の中では
絶対やらないといけないことで
さらに点数の重いもので
もう1つキーワードは「やりやすいもの」
っていうキーワードがあって
だから、取られやすくて
点数が重くて
比較的やるハードルが低いものって
絶対やった方がいいと思うんです。

そう考えると
指導監督っていうのは
まずとられやすい。
で、点数も時間よりも3倍以上重いんです。

さらに「教育するだけ」なんです。
そこにハードルなんて全然ないわけですよね。
例えば、時間管理ってなると
タクシー会社やったら
運転者の人に「何時までに帰ってきなさいよ」
って言えばいいだけなんだけど
バスとかトラックの場合って
「お客さん」がいるじゃないですか。
で、お客さんの都合もあるから
なかなか時間管理が難しい
って言われるお客様が多いんですよね。実際に。

仕事も取りたいし
ってこともあるわけですよね。
だから、そう考えると
ハードルってすごく高いと思うんですけど
「教育」って毎月やる教育なんて
そんなにハードル高くないと思うし
むしろやった方が
事故はなくなるし
やらない理由がないんですよね。

だから運行管理っていうのは
まず「やりやすいもの」
さらに言うと
「点数配分が高くて、指摘されやすいもの」
ってなると「ベスト3」は
「指導監督」
あと「点呼」
あと「健康診断」
これが点数配分も高くて
やりやすいものだと思うんです。
まずは時間管理もやりつつ
ここは逆に取られない方がいいと思うし
しっかりと運行管理やってもらったらいいと思います。

初めからパーフェクトを目指そうと思ったら
運行管理って難しいところもあるんですよね。
だけど、国土交通省の監査制度の点数配分見てたら
やっぱりやりやすいものは
結構、点数が多めになってて
難易度が高いものって
低くしてあったりもするので
事情もわかってくれて
この点数配分をつけてるんだなって
すごく思うんですよね。

だから、そうなってくると
やるハードルが低いものっていうのは
しっかりやってほしいです。

さらに言うと
事故防止の研修とか教育っていうのは
当然、事故があれば
それ以上の損害があったりとか
手間がかかるわけです。

これもさっきの買い物の話になるんですけど
確かに僕らの動画の配信サービスって
「月額1万円」なんですよ。
僕にとっては
1万円って全然高くない金額なんですけど
この間ある会社から
「経費削減」っていうことで
動画の配信の契約を
1回止めるみたいなオファーがあって
全然いいんですけど
その会社の規模から考えると
100台以上ある会社なんです。

その1万円、2万円って
そんなに大きい経費かな?って思っちゃうんですよね。
しかも、さっきのセールと同じで
目先の経費を削減して
後から事故が起こった時のことを考えると
月額1万円だったら
年間12万円じゃないですか?
でも1回の事故で
12万円以上飛んじゃいますよね?

そういう考え方をなんでできないんだろうなって
すごく不思議なんですよね。
確かにお金っていうのはすごく大きく
感じるかもしれないですけど
後々のことを考えて
事故1件削減できたらペイできるわけだし
さらに言うと
事故って手間がかかるわけですよ?
管理者であったりとか
その事故で、もしかしたら運転手が辞める
っていうリスクもあるわけですよね。
そういったことを
トータルで考えることが
「なぜできないのかな?」
なんて不思議に思うことがあったんです。

だから買い物もそうですけど
事故防止も目先の物だけにとらわれてしまうと
結果「損する」というか
そういうことが起こってしまうんじゃないかなって思います。
是非、目先の経費がかかるから
っていう理由で
検討をされてるんであれば
今すぐ実施してください!
まずは実施してから考えてください!

そんなに高い投資ではないと思うんで
別にうちの契約じゃなくても
他のよその会社でも同じようなサービスをやってるとこがあります!
相対的にうちと値段帯も変わらないから
そんな大きいお金の投資になることはないと思うんで
お金の問題じゃなくて
やっぱり社員の命を守るとか
社員に安心して働いてもらうとかって考えると
そんなお金の問題が先に来る
っていうことはないと思います!

是非、先行投資を勇気を持って
やっていただきたいと思います。

では、今日も皆さんご安全に。

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