Voicy文字起こし 具体的に伝えないと事故は減らない #549

月末の講演会

さて、今日は久しぶりに朝
録音をしているんですけど
寝起きの声なんで今日はちょっと短めにしようと思います!
というか、トークテーマが「円安」の話なんですよね(笑)
ちょっと僕がピンときてないから
あんまりいい話できないなと思って
ちょっとこれは飛ばそうと思ってます(笑)

今日僕は昨日に引き続き
事故撲滅トレーナー養成講座
こちらの方を担当させていただきまして
昨日の講座の中で
気づいたことを今日は伝えていこうかなと思ってます!

その前に「運輸安全・物流DX EXPO」が
今月の29㈬~31㈮にあるんですけど
毎年そこで登壇させていただいてるんですが
今年は29日と30日!
最終日だけ僕は出ないんですけど
2日間、確か29日の方が大きな会場で
30日は小さなセミナー会場で
29日は「120名」で
30日は「50名」なんですけど
主催者の方に確認すると
もうすでに29日の初日の方は
定員オーバーで
「120名以上」の方の応募があった
っていうことで
もしかしたら来てもらっても
立ち見になるのかな?って思います。

で、2日目の方は
まだ50名の枠で
確か「30名」ほどしか入ってなかったと思うので
来られるんだったら
30日の方が座って見れるんじゃないかな?って思いますね!

去年も結構立ち見の方が多かったんで
大きな会場は、どうしても予約でいっぱいになるみたいで
もし「立ち見でもいいよ」って方は
ぜひ29日に来ていただいて
会場でお声掛けいただけたらと思います!

運輸・物流業界のDXを”安全”から考える!
「運輸安全・物流DX EXPO 2024」5月29日(水)~31日(金)に東京ビッグサイトで開催
https://x.com/kazumi_decreate/status/1792481644018094589

具体的に伝えてみる

さて、昨日の講座の中で
ふと思ったことがあってお伝えをしたんですけど
実は一昨日も同じようなことを感じたんです。
何を感じたかって言うと
交通事故防止って
僕は曖昧に精神論的なものって
大っ嫌いなんです。

気合いで乗り切ろう的な
スローガンとかでよくあるじゃないですか?
あのようなスローガンで事故って
僕は減らないと思ってるんです。
これは僕の個人の考えなんで
あくまでもそれを推奨する方は
全然推奨してもらって全然いいんですけど
例えば「しっかり見ようよ」とか
「しっかり注意しようよ」って言うんだけど
その「しっかり」ってどういうこと?
っていうのを伝えてあげないと
わからないですよ?

だって、人によって「しっかり度合い」が違うし
「しっかりの方法」が違うからです。

「しっかり確認しよう」って言うんだったら
「どのタイミング」で
「どこ」を「なぜ見ないといけないか」
「どうやって見るのか」とか
そういったことを考えないといけないんじゃないかなって思います。
それはなぜかというと
交通事故防止の基本ですけど
車の運転って「感覚」なんです。

感覚でやってるものを
感覚で伝えると
こっちのしっかり度合いと
相手のしっかり度合いが変わるわけで
事故する人って基本的に
「しっかりと運転してる」
と思い込んでるから事故をするんであって
それが「しっかり」じゃなかったんですよね。
その基準も正直ないんですよ。

例えば、道路交通法の違反であれば分かるんですけど
「しっかり確認する」
っていう基準はどこにも存在しないんですよね。

だから、それは個人の主観であるんですけど
せめて、会社の中で
「しっかり確認する」とはどういうことか?
っていうのを明文化しておいていただけたらいいんじゃないかな?って思うんです。

そんな話を昨日したんですけど
僕のしっかり確認するっていうのは
これは言葉では言えないんです。
その場面場面で違うので
例えばですけど
昨日、こんな話をしたんですけど
左に曲がるとき確認をしっかりするって言ってたので
みなさんに「左折の時の確認」って何ですか?って聞くと
「巻き込みの確認」って言われる人が多いんですよね。
確かに巻き込みの確認はしないといけないけど
左折の事故って巻き込み以外も起きるじゃないですか。
例えば、僕の場合は
まずはウィンカーを出すタイミングで確認って必要だと思ってて
特にウィンカーを出した時に
「左の歩道上の確認」
って絶対あると思うんです。
これはなぜかって言うと
巻き込みの確認をする前に
その巻き込んでしまう「自転車が並走」してることが多いからなんです。

なので、そういう歩道を意識的に確認をするとか
「30m手前では歩道の自転車を確認しましょう」
なぜならばって話をすると
巻き込み事故の大半が
並走してる自転車をひいてるから
要は、並走しながら
最後に巻き込むわけですよね?
特に大型車の場合だと
並走することによって
死角に入ってて見えなかったりもするんです。

事故の形態によって違うんですけど
絶対的に言えるのは
「しっかり確認しよう」っていう言葉で
終わらせては「ダメ」っていうことだけは言えるんです。

案件によって対策が変わってくるんだけど
1つ強く言えるのは
しっかり確認するっていうだけじゃ
事故は減らない。当たり前です。

誰もがしっかり確認する概念がわかってないか
もしくは違いがあるのを理解されてないからですね。
だから、皆さんの中でも
「しっかり確認する」っていう言葉
管理者の方使わないでください。
この場面では
どこの確認を何のためにするか。
もう1度言いますが
左に曲がるとき
ウィンカーを出したタイミングでは必ず歩道を見る。
なぜならば
横断歩道上で並走してる自転車を巻き込むからです。
なので、あらかじめ見ておくってことが必要です。
っていう指導の仕方というか
伝え方をしていただくと
事故はなくなっていくんじゃないでしょうか
って思うんですよね!

具体的っていうのは
そういったやり方であったりとか
なぜやらないといけないか
っていうことも合わせて伝えていかないといけないってことです!

今日は僕が喉の調子が悪いんで
これで終わりにしようと思います!

では、今日も皆さんご安全に!

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