良い指示は数値化と見える化
さて、今日は千葉県の方に向かいまして
セミナーをするんですけど
実は、明日も千葉県なんですけど
諸事情により
日帰りで一旦関西に戻るっていうそんな予定になってます。
今日のトークテーマなんですけど
『良い指示と悪い指示』っていうことで
昨日、事故撲滅トレーナー養成講座の
アドバンスコースが終わったんですけど
その中でもいつも言ってることで
僕は的確に伝える、しかも短い時間で伝えるのが
1番良い指示だと思っています。
しかも、もう1つ付け加えるならば
相手がミスをしない
取り違いのないような指示
っていうことになると
「数値化と見える化」が1番だと思います。
まず「数値化」ってなぜ必要なのか?
って話をすると
人によって感覚がずれるからです。
例えば、ちょっと折り返すとか
あとちょっとだけ待っといて
とかってどうですか?
その「ちょっと」って何分ですか?
って話ですよね。
5分と思ってる人が
10分待たされたらどうですか?
僕ならイライラするんですよ。
で、そっから不信感が出て
結局会社を辞めるとか
コミュニケーションがおかしくなるとか
どんどんちっちゃい「ひずみ」から積み重なって
爆発しちゃうんだろうなって思うんです。
だから「数値化」しましょう。
10分待ってとか5分待って
って言えばいいだけの話です!
もう一つは「見える化」
これもめちゃくちゃ大事で
例えば、道とかを案内する時に
次の角を曲がってとか
その次を左に行ってとかってよく言いますよね?
っていうか
口で説明しようと思ったら
それって相手の脳の中でイメージをするわけですよね。
で、次の角を右とか
イメージしながら聞くんだけど
そのイメージがちょっとずれると
何が起こるかって言うと
全くわけがわからんくなるし
伝わらなくなるんですね。
であれば「見える化」です。
何かって言うと
絵に書けばいいだけの話です。
絵に書いたものをそのまま見せて
「ここに行ってね」って言えばいいだけの話です。
そういった相手が取り違えるとか
分かりにくい指示っていうのは
僕は絶対駄目だと思ってるので
そういう意味では
事故撲滅トレーナー養成講座で
そんな話をよくしています。
そう言いつつも
的確に正確に伝えていこうと思ったら
今度何が起こるかっていうと
「手間がかかる」っていうことも起こるわけです。
だから「程よい的確さ」
っていうのがすごく大事なんですけど
これがなかなか難しいです(笑)
丁寧に伝えれば伝えるほど
伝わるんだけど
時間がかかって非効率になってしまいます。
「程よい指示の仕方」っていうのは
僕の中では「これがベスト」
っていうのはわかってないです。
ただ「数値化と見える化」っていうのは
絶対だと思うので
皆さんも是非やっていただけたらいいんじゃないかなって思います!
それは僕らの「事故撲滅トレーナー養成講座」に来ていただいたら
手法とかお伝えしますので
この「事故トレ」
僕らは事故トレって言ってますけど
受けていただけたらと思います!
事故撲滅トレーナー養成講座
https://jikotrainer.de-create.com/
タイヤ点検は必須
そういえば、「見える化」っていう言葉の
アプローチの仕方っていうのは
さっき僕は「イメージを絵に書いてください」
って言いましたが
交通事故防止に関しての
アプローチ方法は「ドラレコ」です。
運転が見える化できるんで
そういう意味では
運転席からの目線で
しかも、自分が運転してるような疑似体験にもなるので
それは最強のツールじゃないかなって思います!
だから、僕らの事故トレの中でも
ドラレコの映像を使わないっていうのは、ほぼないです。
僕のセミナーの中でも
ドラレコの映像を使わないセミナーってあんまりないんですよ。
逆に言うと、ゼロではないんです。
意外ですよね?
パソコンなしでセミナーすることも何度かあるんで
そういうこともたまにやるんですけど
ほとんどがやっぱりドラレコの映像を使ってやります。
そういう意味では
すごくイメージしやすいんじゃないかな?
って思います。
で、全然話が変わるんですけど
この時期から
気を付けないといけないってなると
ちょっとまだ早いかもしれないですけど
「梅雨の時期」に入りますよね?
梅雨といえば「雨」ですよ。
で、雨といえば
制動距離が伸びてしまうわけです。
あと、スリップしやすくなるっていうことで
当然僕らは何を言うかっていうと
「車間距離をあけて速度を落としましょう」
なんてことを言うわけなんですけど
ただ、これって車間距離をあけて
速度を落としたところで
それが無駄になってしまうことが絶対的にあるんです。
それは何か皆さんわかります?
それは「タイヤ」なんですよ。
「タイヤの溝」がなくなっていたら
車間距離をあけようが
速度を落とそうが一緒です。
逆に言うと、タイヤの溝がしっかりあれば
ウェットな状態でも
ある程度グリップが効くので
制動距離が伸びなかったりするんですね。
JAFさんのホームページを
見てもらったら出てると思います↓
摩耗タイヤの検証(JAFユーザーテスト)
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/tire/wear-test
運転のテクニックでカバーする方法っていうのは
車間距離とか速度もあるんですけど
それって限界があるというか
そもそも「止まれる状態の車に乗る」
っていうのがすごく大事です。
ていうのを考えると
この時期はタイヤの魔耗状況を
チェックしといてもらった方がいいと思います。
そうしないと「スリップして事故になる」
ってことがあり得ると思うんです。
ちなみに、なんでタイヤの摩耗状況が影響するかって
皆さんご存知ですか?
タイヤの溝っていうのは
簡単に言うと
雨の時に溝に入った水をかき出すわけです。
で、その溝がなくなると
当然書き出す水の量も少なくなる。
その書き出す水の量と路面の水の量が
逆転した時に「スリップ」って起こりやすくなるわけです。
だから大雨になればなるほど
書き出す水の量が少なくなると
スリップするリスクが高くなるので
今度、速度で調整しないといけなくなりますね。
ゆっくり走ることによって
そういうリスクを少しでも下げていくってことです。
で、制動距離が伸びるっていうのを考えると
車間距離を取るっていうのが鉄則になってくるんですけど
いずれにしても
タイヤの摩耗状況は
基本的なところなので
しっかりとこの時期は
チェックしといてください。
最近、セルフのガソリンスタンドが多いから
なかなか自分でチェックしないですよね?
昔は、よくガソリンスタンドの人が
「ちょっと危ないですよ!交換しますか?」
みたいなことを言ってくれてたんですけど
最近は「セルフ」なので
そういったことを言ってくれる人もいないですから
自分で必ずしっかりとチェックしていただけたらと思います!
では、今日もみなさんご安全に。
株式会社 ディ・クリエイト
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