Voicy文字起こし 給料はもらうものではない!? #754

給与はもらうものではない

さて、今日僕は東京の方に移動しまして
顧問先の研修があります。
夜なので今日は午後からの移動になって
明日の朝にこちらに戻ってくるっていうそんなスケジュールを組んでます。
今日もそんなにバタバタした1日じゃないので
午前中は事務所で仕事をして
午後からゆっくりと移動しようかなって思ってます。

そんな今日のトークテーマは
『採用について』っていうことで
うちは来月の5月に実は4人と、あと2人は業務委託になってしまいましたけど
新しいメンバーが6人入るので
結構バタつきますね。

採用を決めたポイントっていうのは
それぞれあったんですけど
うちの場合は、どちらかというと
こちらから「来てください」っていうのは
あんまりなくて「入りたい、入社したい」っていう人がいたら
採用を検討しながら入れていくっていう
そんな形ですかね。

採用の時を決めたポイントは
まず1つ、過去に自分がやってきたことっていうのは
あまり僕の場合は重視しないかな。
基本的に僕に人事権はないんですけど
過去に何をやってきたかというよりも
うちで何をするか、何をしたいか
っていうイメージがはっきりしてるか、してないか
っていうのは1つポイントになるかなって思います。
だからそこがすごく1番気になるところかな?

あとは今後、障害者の雇用に力を入れようと思ってるので
基本的には社員は増えるんですけど
健常者の方を雇用していくっていうのは
あんまりないんかなと思います。

これは僕が独立した時からやりたかったことなので
障害のある方に絞って雇用をしていこうかな
っていう風にシフトはしていくつもりにはしてますね。
一応、僕の目論見というか目標は
「5年以内に障害者の雇用率を50%」達成したらいいなと思ってて
結構、現実的な話で進めてはいるんですよね。

僕が障害者の雇用にこだわるっていうのは
自分たちがリモートワークのみで仕事をしてるので
障害のある方、特に身体障害者の方よりも
精神疾患のある方をメインで考えています。
例えば、出勤できなくても在宅でできることもあるだろうし
そういう方って能力が高い方がめちゃくちゃ多いです。
だから、そういう方にやってもらえる仕事っていうのは
うちには結構あるので、在宅でしっかりとうちの仕事をやってもらえる人っていうのは
絶対いるはずだと思ってます。

そこにこだわって雇用をしていこうかなと思ってますね。

そんな計画を立ててるんですけど
今、ふと思い出したんですけど
僕はタクシー会社に入社した時
結構セミナーでもたまに言うんですけど
「給料をいくら欲しいんだ」って聞かれたんですよ。
正直いくら欲しい?って聞かれた時に
給料って会社が決めるもんだと思ってたんで
自分決めれるんだと思って
当時のオーナーに「○○円ください」って
自分がその前にいた会社の給料の倍近い金額を提示したんですよね(笑)

そしたらオーナーが
「じゃあ、それで契約しよう」って言ったので
「?」って思ったその顔がバレたのか
当時のオーナーが僕にこんなことを言ったんですよ。
「もしかして、ふっかけてるか?」
「ふっかけてもいいけどね」って
「それぐらいの価値があるから、その金額を言ったんだろ?」
って言われたんですね。
例えば、500万出すとするじゃないですか。
じゃあ、それ以上の価値を会社にもたらすっていう自信があるから言ったんだろ。
って言われたんですね。
その瞬間、僕は「そっか」って思ったんですよ。
それ以上の価値を会社にリターンすればいいんだなって。
だから、会社が給料を決めるものっていう感覚から
給料って自分で決めていいんだなって思ったんです。

それからその時、もう1つ
「もし、価値がなければ2年で解雇するから覚えとけ」って言われたんですね。
それも僕はすごく納得して
「そらそうやろ」って思ったんですね。
だって、価値がないんですよ?
だから自分の中でサラリーマンを学卒で2年やって
転職したんですけど
それまでの2年間は使われてるって思ってたんですけど
その会社では使われてるって結局思わなかったですね。
会社に対して、僕はこれだけの利益を出してる
っていう風に思ってました。

だから、給料もあげてもらえたんですけど
結構いろんな場面で
その時にこれぐらい利益を出してるもんねっていうのがあって
後ろめたい気持ちがなくなったっていうのはすごく覚えてますね。

だからうちのメンバーにも
たまに給料どのぐらい欲しいの?
って聞くことがあるんですけど
それは全然ありだと思うんですよ。

ただ、それ以上の価値を出せるかどうかっていうのは問題ですよね。
別に価値が出せるんだったら
会社はいくらでも払えうわけですよ。

例えば、2000万、3000万払っても
それ以上のリターンがあるんだから
そんなものは投資でしょ?

そういう考えを持ったのが
僕は25歳でそういう発想を持ったことが
あれからこの30年間、そういう意味では
自分の考え方が変わって
今の自分に近い発想で仕事ができたなって思います。

うちのチームが目指してるものっていうのは
すごく非常識です。

完全リモートで業務報告書もないし
週休3日にして、さらに給料を上げようなんてことをやってるわけですよ。
もう1つハードルを上げたのが
障害者雇用率50%っていう
僕と専務の2人でこういうことができたらいいよね?
から始まりましたが
今、ほんとに現実的になってきたんですよ。

そういう会社の運営をするためには
今までと同じようなことをやってたらダメだし
うちは転職組がほとんどですから
前の会社ではこうだった
っていうことをやってると
一般的な会社と比べると
僕らはいびつな会社なので
一般的なやり方をしていると
こういったことって実現できません。

そもそも僕は25歳からタクシー会社に入って
非常識なことを9年半やりましたし
独立してからもどちらかというと型にはまったことをしてません。

そういうものを作り上げるには
やっぱり発想の転換っていうのも大事やなって話を
昨日メンバーとしてたんですね。
おかげさまで、そうやって入ってきたメンバーは
個性がすごくあって、それぞれの個性で
それぞれの立ち位置で役割分担を考えてやってくれてるので
すごくいいチームになってきたなっていうか
初めからいいチームなんですけどね(笑)
だから新しい6人が入って
どういうチームになっていくのかすごく楽しみです。

事故をしない人の採用基準

ということで、僕はタクシー会社の時に採用もしてました。
年間、大体100名ぐらい入ってて
700人ぐらいを7年間で入れました。
僕が社員になった時って500番台だったんですけど
僕が辞めるときは1600番台になってましたからね。
ほんとにすごく人が入ったんですけど
この人はちょっと無理!
って思う時ってあんまりなかったです。

その基準になったのが
文字を書くスピード、それと歩くスピード
これは結構見てましたね。
結局それって何に繋がるかっていうと
呼吸のリズムもそうだし車の運転のリズムもそうなんですね。
だから僕は歩くのめっちゃ速いし
早口だし字を書くのも早いし雑なんです。
車の運転も本来はめちゃくちゃ雑なんです。
だけど、車の運転はこういうところが危ない
っていうのを理解してるので
最近、雑っていうのはもちろんないです。

そこに雑さを感じる時って
事故が多いドライバーさん
っていうイメージが僕の中であるんで
採用を躊躇してましたね。
だから、皆さんの中でも面接をされる方
ほんとにそこを見た方がいいと思いますよ。
話し方のリズムが悪い人って危ないなって思いますね。

あと文字を書いてるスピード。
丁寧に書く人と雑に書く人っているから
履歴書の文字なんか見ても字が綺麗。
汚いじゃないですよ?
雑か丁寧かっていう話なんで
別に汚くてもいいんですけど
そういったところを見ると
事故率っていうのは
僕はリンクしてるなって思います。

だから、皆さんもそういったところを見てもらったらいいんじゃないかなと思います。
最近は自動日報になってますよね?
僕らの時は手書きの日報だったから
手書きの日報を見ながら文字を見て
なんかあったんかなとか
文字の書き方を見て変化に気づいたりしてましたから
自動日報になると
そういったところが不便でじゃないかなって思います。

便利になるといろんなメリットもあるし
デメリット、弊害もあるわけで
僕は手書きの部分がなくなるっていうのは
そういうリスクを少し感じます。

だから、履歴書もほんとは手書きで書いてきてくれた方が分かりやすいんですけど・・・
そういった基準で僕は判断してました。
皆さんも参考にしてみてください。

なんか今日の放送は
まとまりが全くないですけど伝わったかな?(笑)

では、今日も皆さんご安全に。

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