ライドシェアの矛盾
さて、昨日僕はディズニーランドにいました(笑)
もちろん仕事なので
ランドの前に行っただけで
そこからお客様のところに行きましてセミナーをやってましたね(笑)
で、今日は埼玉の方に移動してき まして
この時間(AM6:30)は、実はお客様のところに向かってまして
今日は早朝に管理者様の研修があって
その後、オンラインの研修で
そこから戻っていくっていう
こんなスケジュールになってます!
今日のトークテーマなんですけど
『ライドシェアについて』ですね。
僕はライドシェアに関しては
言いたいことが山ほどあるんで
このVOICYでも何度か
お伝えしてるかもしれないですけど・・・
まず、なぜライドシェアが広まらないのか?
って話なんですけど
1番大きいのは
「日本のタクシー会社のレベルが高い」から
っていうのが1番大きいんじゃないですかね。
海外と何が違うのかって言うと
例えば、フランスとかに行った時に
思ったんですけど
フランスはタクシー会社じゃなくて
個人タクシーなんですよ。
タクシーのドライバーをやってないんですよ。
パリに関しては、移民の方がやっておられるんですよね。
で、日本の場合は
タクシー会社が認可制になってたりとか
すごく敷居が高いです。
皆さんが、どう思ってるかわからないですけど
海外のタクシーのレベルと
日本のタクシーのレベルって
全く違うんです!
海外は、タクシーのレベルが低いから
事件に巻き込まれたりする。
なので、ライドシェアっていうのが
結構広まってきたりとかしたわけなんですけど・・・
で、今回なんでこのライドシェアが急に出たかっていうと
「タクシー不足」っていう話でした。
ただ、よく考えてみてください。
タクシー不足って今に始まったことじゃないんですよ?
急に一部の人が言い出したのか
この背景は僕はわかりません。
わからないですけど
なんかちょっと無理やり感がすごくある。
だから広がってないんだと思います。
確かに一部の地域と一部の時間では
タクシーがいないことがあるかもしれない。
だけど、ミニマムのことを
なんか業界全体のことにしてしまって
しかも2024年問題まで絡めて
色々やってしまったわけですけど
ライドシェアなんか
広まるわけないんですよ(笑)
もっと言うと
タクシー会社を批判するでしょ?
ライドシェアやる時に
タクシー会社が運営に反対してるとか(笑)
いや、そら反対しますよ(笑)
なぜかというと
僕はタクシー会社の元経営者だからわかりますが
運送会社もタクシー会社も
めちゃくちゃ法律に縛られてるわけなんです。
例えば、タクシーで言うと
Yahoo!ニュースの公式コメントにもしましたが
日雇いのドライバーはダメなんです。
タクシー会社は日雇いのドライバーではダメなんですよ。
にも関わらず、ライドシェアでしょ?
逆のことをやってるんですよ(笑)
だったらまずタクシー会社に
日雇いのドライバーを認めたさせたらいいんですよ。
それをせずに解禁するから
おかしなことになるわけですよね。
そういった矛盾点が多すぎるんですよ。
なので、タクシー会社は反発します。
僕でも反発すると思います。
例えば、日雇いのドライバーをなんで雇わないとダメなのか?
単純に「事故のリスクが高い」からです。
当たり前ですよね?
昨日も首都高で大きな事故が起きてますよね?
運送会社のトラックで
ああいう事故が起きるのを懸念して
国交省はそういった労務管理であったりとか
2024年問題もその1つですよね。
そういったことをしてるにも関わらず
そのかたわらでライドシェアをやろうなんていうのは
全然話が合わないっていうか
つじつまが合わないです。
だから結局、タクシー会社が雇って
ライドシェアをするっていう
よくわからん制度になっちゃうわけですよ。
これじゃ広がらないんですよね?
そもそもライドシェアを無理やりやろうとすることに
僕は無理があると思ってるので
僕ならまずはタクシー会社に
「日雇いドライバーを自由化する」とか
そういったことを考えますね。
あと、タクシーがいないなって言ってるんだけど
これも一部の方は知ってると思うんですけど
例えば、埼玉のタクシー会社が東京に行くじゃないですか?
で、東京でお客さんを降ろして
東京から東京って乗せたらダメなんですよ。
区域外なので。
一般の方って、これよくわからないですよね?
で、タクシーが止まってくれないとか言うんですね。
あと「時間」もそうなんです。
もちろん拘束時間の縛りがありますから
タクシー会社は、頑(かたく)なに
それを守ろうとしてるんです。
国交省が厳しくしたから。
例えば、21時間の拘束があったとして
今、20時間になりました。
1時間短くなったんでしたっけ?
よくわかってないですけど
仮に、拘束時間ギリギリの時に
お客さんが手をあげたら乗せれないです。
だって、それで時間オーバーしたら
国交省からペナルティがくるんですよ。
でも、お客さんは困りますよね?
僕は正直言いますけど
仮に止まったとしますよね?
手を挙げた乗客に対して。
で、行き先聞いて
そこに行ってしまったら
時間オーバーすると思ったら断らないとダメなんですよ。
しかも国交省に
問い合わせしたことがあるんですけど
国交省はこう言いました。
「トラブルにならないようにうまく断ってください」
って言うんですね。
それは無理でしょって話ですよね(笑)
そういった現行の制度がめちゃくちゃ厳しい中で
ライドシェアを解禁するなんていう真逆のことをする
だからこんなことになってしまうんです。
そこをもうちょっと頭のいい人がやってるんだから
考えた方がいいんじゃないかなって思います。
そういうところが
今回のライドシェアに関して
日本で広まらない理由の1つじゃないかなって思います!
制限速度には意味がある
今日はライドシェアの話を前半したんですけど
昨日、首都高で大きな事故がありましたよね?
3名の方が亡くなったんですかね?
運送会社のトラックが追突をしたんですけど
あの事故に関して
勘違いされてることがあるんじゃないかな?
ってふと思ったんです。
首都高って、 高速道路と同じと思ってませんか?
首都高って高速道路じゃないですよね?
「自動車専用道路」です。
だから、首都高は制限速度が「60km/h」なんです。
60km/hなんですけど
首都高って制限速度オーバーで走ってる人が多いです。
高速道路の感覚なので。
制限速度の60km/hを守ってないから
ああいう事故をしたときに
大きくなるんです。
やっぱり速度を上げると
当然こんな事故が起きやすいし
今トラックに関しては
規制が10km/h上がりましたけども
あれもちょっとよくわからない制度なので
僕はちょっと理解できないです。
いずれにしても
首都高に関しては
高速道路ではないです!
だから、制限速度60km/hになってるので
当然、60km/hは守らないといけません。
実は、60km/hになっている理由があるんです。
首都高っていうのは
東京の前のオリンピックの時に
突貫工事で作りました。
だから首都高を走ったらわかると思うんですけども
ストレートの道がほぼないじゃないですか。
だから速度を上げれないんです。
これ阪神高速も同じです。
ああいう道路の形状だと
やっぱり60km/hに制限しないといけないんです。
そういった道路の構造もあって制限速度が設定されている。
だけど、一般の方が
60km/hで走ってたら
後ろから煽られるとか言いながら
速度超過していく人がいるんですけど
道路の制限速度っていうのは
それなりの理由があって設定されてるわけで
走れるからっていう安易な理由で
速度超過していくっていうのはすごく怖いし
昨日の事故がそういう状態だったのか
わからないんだけど
ああいう大きな事故に繋がってしまうんだなと思って
昨日の事故を見てました。
今日僕は今から研修をやって
1日中研修をずっとやってるんですけど
皆さんは運転される時
お気をつけください。
では、今日も皆さんご安全に。
株式会社 ディ・クリエイト
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